『その川に流るるは…』連載の終わりに。。。
2015.02.14 Saturday
『その川に流るるは…』の連載をお読みいてだいてありがとうございました。
この作品は、
2008年にアトリエ・センターフォアード第一回公演のために書いたものです。
『悪者見参-ユーゴスラビアサッカー戦記-』(木村元彦著、集英社)に触発され、
『戦争広告代理店-情報操作とボスニア紛争-』(高木徹著、講談社)など、
さまざまな文献、資料をもとに書き上げました。
1999年。当時、名古屋グランパスの選手だったドラガン・ストイコビッチは
自身のゴール後にシャツを捲くり上げ
「NATO STOP STRIKES(NATOは空爆をやめよ)」
というメッセージを掲げて退場処分になりました。
当時のぼくにはその意味がわかりませんでした。
警告や退場を繰り返す彼がまたやったか、ぐらいの思いでした。
新聞などでは、
「セルビアは悪」という視点からの記事がほとんどでしたから…。
もちろん、そういった記事を鵜呑みにせず
いろいろと調べていたら違った思いもあったという反省もあります。
だからこそこの作品は、
出来事の奥行きは複雑で、
善か悪かという2元論で線引きすることの危険を胸に書きました。
物事の多面性を意識して生活するようになったきっかけの作品です。
いずれ、近いうちに大改訂をして再演したいと思っております。
上演をご希望の方がいらっしゃいましたら、
ぜひご連絡ください。
お金は、
タダでなければいくらでもけっこうです。
ジャーナリストの行動が制限され始め、
報道や公の発言に自粛ムードが漂う今日この頃。
あらためて見つめたい作品だと思っています。
この作品は、
2008年にアトリエ・センターフォアード第一回公演のために書いたものです。
『悪者見参-ユーゴスラビアサッカー戦記-』(木村元彦著、集英社)に触発され、
『戦争広告代理店-情報操作とボスニア紛争-』(高木徹著、講談社)など、
さまざまな文献、資料をもとに書き上げました。
1999年。当時、名古屋グランパスの選手だったドラガン・ストイコビッチは
自身のゴール後にシャツを捲くり上げ
「NATO STOP STRIKES(NATOは空爆をやめよ)」
というメッセージを掲げて退場処分になりました。
当時のぼくにはその意味がわかりませんでした。
警告や退場を繰り返す彼がまたやったか、ぐらいの思いでした。
新聞などでは、
「セルビアは悪」という視点からの記事がほとんどでしたから…。
もちろん、そういった記事を鵜呑みにせず
いろいろと調べていたら違った思いもあったという反省もあります。
だからこそこの作品は、
出来事の奥行きは複雑で、
善か悪かという2元論で線引きすることの危険を胸に書きました。
物事の多面性を意識して生活するようになったきっかけの作品です。
いずれ、近いうちに大改訂をして再演したいと思っております。
上演をご希望の方がいらっしゃいましたら、
ぜひご連絡ください。
お金は、
タダでなければいくらでもけっこうです。
ジャーナリストの行動が制限され始め、
報道や公の発言に自粛ムードが漂う今日この頃。
あらためて見つめたい作品だと思っています。